2009年11月6日金曜日

アンテナを張って生きる

こんにちは。


小島美佳です


先日、ある会社さんのご依頼で大阪に行ってきました。


女性社員の皆さんに、私のキャリアやプライベートなど、いろいろとお話する場を作ってくださいました。こういうことをきちんとやろうとする会社は素敵ですよね。


私は、現在 35歳で独立して仕事をしているワケですが、どちらかというと、これまでは「バリキャリ」と呼ばれる、猛烈サラリーマンでした。




ジェットコースターのようなキャリア人生。



コンサルタントをやってた時は、「価値が出せないなら死ね」


営業の時は、「売れないなら死ね」


と言われて育ちましたし (本当に猛烈ですね…笑) 周りに対しても同じことを期待し、自分の価値観もそうなっていました。



そして、あるときにボロボロになっていた自分に気付いたワケです。


私の場合は、バリバリやって、自分の限界に気付くことができた。随分と回り道はしたけど、それらの経験があったからこそ、今があると思えます。


でも、正直同じことを後輩の女性たちには、さすがにオススメしたくありません。



たぶん、人によって「今はアクセルを踏むべき時」「今はお休みすべき時」っていうのがあるのだなって感じています。



自分がやるべき時にサボってしまうと後から痛い目に会います。世の中から置いていかれるからです。でも、お休みすべき時にしていないと、どこかでボロボロになってしまう。


たぶん、そのバランスが重要なんですね。



それを見極める秘訣は、周囲や自分に起こっていることにアンテナを張ることだと思います。

  • 周りがイライラしていたり、緊張感が続いている
  • ずっと偏頭痛が続いている
  • どうもやる気がわいてこない。体がだるい
  • 最近、嫌な人ばかりに囲まれている気がする
  • なんとなく充実感がない
  • 皆が妙に自分へ気を使っている気がする


いろんなことが起こっているのだと思いますが、その出来事の変化に注意を向けてみると、ちょっとした気づきがあったりします。


例えば、私の友人でどうしても面倒だったのでヨガのレッスンをサボろうと思ったのだけど、ちょっと頑張って行ってみたら、ずっと会いたかった先生がたまたま代行でレッスンをやっていたと言っていました。
「たぶん、私のやる気が試されていたのだ」と本人は言っていました。


私は、チームの営業成績がまったく上がらなかったときに、「駄目な部下をつかわないといけない私ってなんて不幸なのかしら」と思っていました。でも、年末に自分のモチベーションの度合いチームの業績をみてみたら、驚くほど重なっていました。

その時に、やっと「あ、チームの業績を左右していたのは自分だった」と気付いたのです。



自然の摂理に従って生きてみる。
頑張るときに頑張っていないと、相応の出来事が起こりますし、頑張りすぎているとやはり相応の出来事が起こる。



きちんとアンテナを張っていたら、すぐそこまでエキサイティングな何かが迫っていることに気づけるかもしれません。チャンスを逃さないためにも、実は有効だったりするかも。



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